2019.09.17 Tuesday

木組みの天井格子が広がる金沢の改修事例

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    木組み天井

    金沢で見つけた、リノベーションの好事例「KUMU金沢」です。
    金沢と言えば、21世紀美術館や鈴木大拙館などが頭に浮かびますが、
    私はやはり「保存再生もの」に興味を感じてしまいました。

    KUMU金沢は、リビタが企画運営を担うシェアホテルの第4弾。
    金沢では、HATCHIに続く2軒目のホテルです。

    元々は、1970年代に建てられたオフィスビルを改装したもの。
    1階はカフェ、2-8階はホテルで、あちこちにティーラウンジ、
    ミーティングルームと言った共用部が設置されているのが特徴です。

    一般客は1階のティーラウンジまでしか体験できませんが、
    金沢の伝統工芸の美学をコンセプトに表現したという木組みの天井がきれいでした。
    トイレ前のEVホールには、古いオフィス時代のタイル張りの壁が一部残されているなど、
    遊び心があるデザインでした。
    次回はぜひ、宿泊してみたいと思います。
    2019.09.01 Sunday

    時を経ても価値ある賃貸空間を

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      RC賃貸
      どこを見ても、空間が貧相で質の低いワンルームマンションであふれています。
      不動産サイトに掲載されたワンルームは、どれも間取りは同一で、
      しかも専有面積10屐20屬両さなものばかり。
      違いは、築年数と駅近かどうかで、せいぜいトイレが別か、
      近くにコンビニがあるかどうかです。
      戦後復興ならいざ知らず、ここまで技術が進歩したにもかかわらず、
      居住空間の質はあまり向上していないというのが事実です。

      需要があるために、次から次へと建設され、古い住宅から空き家になって行きます。
      ディベロッパーの経済最優先の原理によって作られているため、いつまでたっても
      貧相で質の悪いワンルームの再生産は止まりません。
      そろそろ、もう少し豊かなワンルームを作って行く社会にならないでしょうか。

      上の写真は、当事務所が設計した賃貸併用2世帯住宅のワンルーム空間。
      壁はコンクリート化粧打放しで、天井は通常要理も高く設定しています。
      穴には可動のフックが設置され、時計をかけたり、写真をかけたり、
      時には自転車をかけることも可能です。 トイレや洗面所には窓があり、光や風が気持ちよく入ってきます。
      ワンルームといっても屋外には自転車やバイクなどが停められる駐輪場も設置され、
      各室には広いバルコニーも標準装備。

      「時間が経っても価値が無くならない賃貸空間」

      我々はこんなことを考えながら、設計しています。
      ある程度の狭さはやむを得ないとしても、その分、空間が豊かであるとか、
      わくわくするような景色が望めるとか機能性が高いなど、付加価値のある空間を
      設計していきたいと考えています。
      2019.08.22 Thursday

      劇的ビフォー&アフターのスタート

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        解体工事
        長い間使われていなかった旧病院の大規模なリノベーションが始まりました。
        一歩入るとその空間は薄暗く、ビニルクロスはめくれ上がり、
        雨漏りも激しく、天井はいたる所が黒く変色していました。

        が、数ヶ月後には、きれいなクリニックに生まれ変わります。

        建築相談から約2年間、クライアントと様々な計画案を検討。
        減築案や、同種テナントを入れてクリニックモール化する案、
        エントランスだけ増築する案などなど・・・。
        結局は増床せず外観は保ちながら、内部を劇的に改装することとなりました。
        歴史的建造物の改修にも、相通じるリノベーション技法が多数あります。
        私も、楽しみです。
        2019.08.20 Tuesday

        なぜ6角形は強いのか?実験してみました!

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          紙の多角形
          ハニカムコアを利用している製品は、アルミの玄関庇や新幹線の車両など、
          身の回りで多く見かけます。
          しかし、三角形はトラスとして強く働くのは理解できるとして、
          どうして六角形はその直交方向に強いのか、よく考えると
          理解していませんでした。

          夏休みの自由研究で、息子が「ハチの巣の構造について」を調べていたのですが、
          「どうして六角形は強いの?三角形の方が強くないの?」
          という質問にうまく答えられなかったため、一緒に実験することに。
          上の写真のように、同じ大きさの紙を三角柱、四角柱、六角柱に折って用意しました。
          四角形の場合
          次に、文鎮とビー玉で少しずつ荷重をかけていき比較しました。
          すると、結果はどうでしょう!
          六角形の場合
          なんと、三角柱、四角柱、六角柱の順番で、だんだんと強くなるのです。
          六角柱は、すべてのビー玉を載せてもつぶれませんでした。
          この理由は、底面積の大きさによって荷重が分散されるため、
          底面積のいちばん大きい六角形が有利であると、6年生の息子は結論づけていました。

          いつか、建築デザインでハニカム構造を取り入れたいと考えています。
          2019.05.31 Friday

          豊かな空間体験 ル・コルビュジエ展

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            コルビュジエ展

            久しぶりに訪れた国立西洋美術館。
            「19世紀ホール」と名付けられた最初の展示室に入った瞬間、
            ル・コルビュジエの空間の力に圧倒されました。

            「退屈な白い箱」と揶揄されがちなモダン建築でありながら、
            決して単純な空間ではないのです。

            三角形の天窓とそれを切り取る十字型の梁のシルエット、
            往復するスロープ、上階の展示室から突き出たバルコニー、
            どれを切り取って「絵」になっています。

            多様な天井高さ、所々で途切れた壁の配置によって、
            空間の広がりや変化を楽しみながら回遊することが可能です。

            展示会の音声ガイド¥500には建物解説もあり、お得な気分でした。
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