やなぎさわ建築設計室の日誌
建築・まち・旅・日々の生活
2006.08.21 Monday
新制作座文化センター

JIA保存部会で、高尾にある「新制作座文化センター」を視察した。
新制作座は、1950年に設立された演劇集団だ。
1962年、モダニズムの建築家山口文象の設計で、劇団の拠点がこの地に建設された。
約5.5ヘクタールの丘の上に、劇場、野外ステージ、稽古場、プールに加え、劇団員のための宿舎や食堂までがある。大規模な建物群は、まるでひとつの村のようだ。
最盛期には、200人近くの劇団員が、ここで生活していたという。現在は十数名にまで減少し、多くの宿舎はすでに使われていない。
鬱蒼と繁る木々の間から、劣化の進んだモダニズム建築が見え隠れする。
雑然と物が打ち捨てられたまま、ひと気を失い閑散としている様は、幕引き後の舞台裏を思い起こさせる。
新制作座文化センターが生まれた60年代は、さまざまな共同体が模索された時代だ。
その時代は何を求め、何を理想としていたのか?
建築に込められた思想の検証と、新たな保存活用の方法が求められている。
2006.08.13 Sunday
鶴岡の花火

8月10日は、山形県鶴岡市で計画中のシニア賃貸住宅クオレハウスの現地説明会が行われた。私達は建築計画を説明。
アットホームな雰囲気で行われた説明会の模様は、NHK山形でも紹介され、地域の期待の大きさを感じる。
すでに9組から入居申込みがあり、いよいよプロジェクトが加速し始めた。
夜は、建設予定地である旧病院の屋上で、赤川の花火大会を眺めながら打ち上げ。
涼風の吹く屋上は、花火を独占できる特等席だ。
夜空には大輪の花火、手には鶴岡名物だだちゃ豆。至福のひとときであった。
