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2020.02.23 Sunday

住宅の暖房の種類について

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    暖炉

    「暖房はどんな方法が一番良いのでしょうか?」
    住宅の相談で良くある質問です。

    壁掛形のエアコンが最も普及していますが、環境配慮や非常時の事を考えて、
    近年は、太陽光発電や太陽熱利用などの採用も増えてきています。
    また、ヒートショック対策など健康への配慮から、温熱環境の
    バリアフリー化も注目されていますし、風による暖房を嫌うことから、
    輻射式暖房も見直されつつあります。安全性も重要な要素です。

    当事務所の経験から、暖房の種類とその特徴について整理しました。

    近年の異常気象を考慮して、戸建て新築住宅では、原則的に居室にはすべて
    冷暖房を設置するよう心がけています。
     冷暖房設備といえば、壁掛け式のエアコンが一般的ですが、中にはデザインを
    配慮して家具への埋込み型にしたり、天井吊り式のカセット型にしたりと、
    空間ごとに選定しています。

     電気式エアコン以外の暖房設備といえば、これまで採用した中で良かったのは、
    薪ストーブ(暖炉)でした。
    近年はモダンなデザインも多くあり、部屋が暖まるだけでなく、
    炎がコミュニティの中心を形成し、インテリアとしても良かったです。
    煙突を設置する必要があるので、採用する場合は
    設計の最初から取り込む必要が出てきます。

     また、高齢者住宅で蓄熱式暖房を採用しましたが、
    音も無く、空気も汚れず、健康的な暖房器具として重宝しました。
    ただし、立ち上がりが遅いので、日中不在の人には不向きかもしれません。
     30年以上前に流行したセントラルヒーティングは、
    断熱性能が高くなった現在の住宅で、また見直され始めています。
    居室と廊下や脱衣室との温度差がなく、温熱環境のバリアフリー化が実現できます。
    日中も在宅の方や、高齢の方には居住域全体が温かい方が、
    ヒートショックがおきにくく、健康配慮型の住宅といえます。
    エネファームやエコキュートなどの貯湯式エネルギーシステムを採用すれば、
    予想以上に経済的です。

     ヨーロッパでは、トイレや洗面所には、パネル式ふく射暖房が多く使われています。
    ほんのりと温かいので、体に優しい暖房方式です。特に、洗面所などでは、
    タオル掛けと一体になっているので、いつでもパリパリに乾いたタオルが
    とても気持ちよいものでした。

    いずれも、一つの暖房だけでなく、室の用途や広さに適した暖房器具を
    組み合わせて使うことが良いと考えています。

    JUGEMテーマ:住宅

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