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2015.03.29 Sunday

図書館設計プロポーザル反省記

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    図書館アクソメ
    現在の公共図書館は大きく変貌しつつある。
    先日参加した福岡の小さなまちの図書館設計プロポーザルは、あいにく選には漏れたものの、公共図書館がこれまでのお堅いイメージから、地域を支えるコミュニティ拠点へとシフトしつつあることを知る良い機会だった。

    コーヒーを飲みながら本を読めたり、ビジネスや法律の相談もできたり、デジタルアーカイブが充実していたり、ダンスや演奏が思いっきりできたりと、それまでのしーんと静かにしなければならなかったお堅いイメージの図書館とは大きく逸脱した公共図書館が、次々と出現している。
    武蔵野プレイスや、千代田区立日比谷図書文化館などは、その代表格だ。
    家の近くにあったらどんなに楽しいだろうか、などとうらやましく感じたりする。

    プロポーザルは既存の建物を保存活用することが条件だったために、私たちは内部に連絡通路を設け、既存の天井を取っ払って大空間で気持の良い閲覧スペースを設けるプランニングで勝負した。
    子育てスペースやティーンズライブラリーを壁で仕切ることなく、分けつつも有機的につなげる配置案を取り入れ、木製パネルが有機的に増殖していくイメージと重ねて内装をデザインした。
    実現すれば、これまでの図書館イメージを払拭した新たな地域交流スペースができたに違いない。

    とはいえ、振り返れば建物そのものを外部に広げていく案もあっただろう。
    有機的に増殖するイメージの木製パネルも、より具体的な構法を提示していれば訴求力が上がったかもしれない。

    プロポーザルの参加は、普段の業務からは得られない技術や知見の習得がある。
    公共図書館は今や、人と人をつなげ、地域を豊かにするまち作り拠点としての機能を求められている。
    これは今回のプロポーザルで得た収穫だった。

    断面イメージ
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