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2012.09.28 Friday

日本建築学会2012年度大会

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    名古屋大学豊田講堂名古屋大学豊田講堂2

    先日名古屋にて、「住民参加のワークショップによる高齢者向け集合住宅の計画と実践」について、山形県鶴岡市に設計したクオレハウスを事例に、建築学会大会で発表を行ってきた。

    コレクティブ形式で設計以前より住民を募集し、ワークショップを行いながら設計を進めた事例は、今のところ全国でも唯一だろう。

    聴衆の関心も高く、多くの質問を受けた。高齢者向け集合住宅の需要が高まる中、市民参加というプロセスが高く評価されたことは嬉しい。

    会場となった名古屋大学豊田講堂は、約50年前に槇文彦氏が設計した建物であった。

    小高い緑の丘の上に水平線を強調したコンクリート打放しの講堂は、ランドスケープとの調和が見事だ。

    豊田講堂は、さらに昨年槇氏の設計で改修が行われ、登録有形文化財に登録された。

    といっても、モダンデザインが受け入れられず改築の話が持ち上がったり、音響効果や舞台袖の大きさの問題から取り壊されそうになったり、登録されるまでにはかなりの紆余曲折があったという。

    大会では多くのセッションに参加したが、特に興味深かったのは、近代建築の保存再生に関するシンポジウムだった。

    次から次へと解体されていく現実の中で、20世紀建築遺産の評価基準と、手を加える作法について、一刻も早くガイドライン作りを進めるべきだと感じた。
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