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2007.09.12 Wednesday

14年後の最上エコポリス

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    新庄駅の内観
    都市計画研究室に属していた大学院時代、大半の時間を費やして書き上げたのが「最上エコポリス構想」だった。最上地域は全国屈指の豪雪地帯であり、寒冷・日照時間の少なさなど、厳しい気象条件にある。このようなハンディキャップに対して、豊かな森林資源や河川、温泉・雪エネルギー、農村景観などの地域資源を有効に活用し、活力のある地域づくりを目指すために最上エコポリス構想は考えられた。
     あれから14年、ひさしぶりに山形県最上地域を訪れ、仲間達と描いた未来予想図がかなりの部分で実現されているのを目にすることができた。最上地域の中心都市の新庄駅には、新幹線「つばさ」が到着し、駅舎はガラス張りの大空間に変貌。金山町には「遊学の森」という交流拠点施設ができ、鮭川村には体験学習の場としての「エコパーク」が建設されていた。
     建築とは違い、まちづくりや都市計画は、実現までの道のりが長い。せっかちな私にとっては、なかなか実現しない都市計画が、当時はとてもかったるく思えたものだ。
     しかし、いざ14年後の出来あがった姿をみると、建築設計とは、またひと味違う感動がある。ディテールまで目を光らせる建築設計とは異なり、都市やまちは様々な人の手を経て、編み上げられていく。幼少の時に埋めておいた記念樹が、大きく成長しているような感覚に似ているのかもしれない。
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