2019.03.23 Saturday

配筋検査

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    配筋

    キレイに並ぶ異形鉄筋。
    ある種の美しい絵画を見ているような錯覚におちいることがあります。
    これは、先日立ち会った集合住宅の基礎配筋検査のひとコマ。
    下に見える白いものは断熱材を兼ねたもの。
    この現場はとてもキレイに掃除もされていて、鉄筋職人も監督も
    こだわりが感じられます。
    2019.03.07 Thursday

    出窓のディテール

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      JUGEMテーマ:住宅

      出窓2

      通りを見上げると、住宅のファサードのど真ん中に付きだしている四角い黒の箱。
      これは最近竣工したばかりの「音楽家の家」の出窓です。

      建て主の、できるだけ自然光を取り入れたいという要望から、
      防火認定で採用可能な最大寸法の引き違い戸を設置しました。
      万一、グランドピアノが入らなかった場合に、この出窓から搬入できるように
      という保険の意味もあります。

      密集した都市型住宅では、出窓は延べ面積にカウントされないため、
      できるだけ部屋を広く感じさせたい時に多く採用されますが、
      突き出た分、外部から視線をカットするため、意外にも
      プライバシーが確保されるという優れた機能を持つ窓でもあります。

      この出窓を設計するにあたって、できるだけ枠を小さくしようと努力しました。
      板金屋さんの技術力と大工さんの努力の賜物です。
      私のお気に入りのディテールになりました。
      2018.12.09 Sunday

      クライミングウォール 完成!

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        クラミイングウォール
        建設中の住宅のクライミングウォールが完成しました!
        最後のクライミングホールド設置作業は、大工さんと一緒に行いました。
        本来は、色毎に登り安さや難易度を設定するのですが、
        今回はバランスよく色を配置することを優先しました。

        ウレタン製のホールドは、しっかりとしていて滑らず、丈夫そうです。
        折り上げ天井の端部には、懸垂もできるパイプも用意してあるので、
        ボルダリングに加え、ぶら下がったりと、バリエーション豊かな遊びが
        できそうです。

        「天窓に向かって登るボルダリング」
        青空の時には、子どもでなくても登りたくなるでしょう!
        2018.11.07 Wednesday

        木の壁に囲まれた天空のデッキテラス

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          木の壁バルコニー
          現在、工事中の住宅で、気に行っている場所があります。
          3階のワークスペースに面した「木の壁に囲まれた天空のデッキテラス」です。

          雨のかかる外部空間のため、防水と耐火性に気をつけて、
          不燃処理をした木材を採用しました。
          リン酸メラミン系薬剤処理をしたスギ材とのことですが、
          色はチーク材に近い感じです。
          濃淡に適度なばらつきがあって、風合いが気にいっています。
          竣工時までには床に木製デッキを敷く予定で、そうなると、
          床、壁、天井とも木に囲まれた空間が出現します。

          都心部の住宅地では、近隣からの視線をカットするために、
          いろいろな工夫が必要です。
          これまでにも、格子を設けたり、窓の位置を工夫したりと
          いろいろと設計してきましたが、
          K邸では少し床面積にも余裕があったので、思い切り壁で
          囲ってしまうという手法をとりました。
          椅子に座ると、まわりの雑踏は見えず、台形の窓枠に切り取られた
          青空がぽっかりと目に飛び込んできます。
          夜には、空を眺めながらお酒でも一杯やるのに、
          ちょうど良い空間になるかもしれません。
          2018.04.30 Monday

          美しく使い続けられる住まいと素材

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            外観
            7年前に竣工したこの「沼袋の家」を、毎朝、通勤途中に通りがかり、
            気に入っていたという建て主さんがいました。
            この建て主さんにも、同じ塗り壁材を使って、沼袋駅近くに
            新しい住宅を引き渡しすることができました。

            この住宅の外壁は、ジョリパッドという塗り壁素材を
            左官職人が丹念に手で塗った仕上げです。
            門扉を兼ねた大きな木の引戸と、木製の目隠しルーバーが特徴です。
            また、駐車場の舗装には、使い古した鉄道の枕木を敷いています。
            作った職人さんの愛情がそのまま外観に表れるのでしょうか。
            手づくりでオリジナルの住宅は、現在でもなお凜とした存在感を放っています。

            建物が美しいのは、愛情を持って使われていることもあるでしょう。
            「美しく使い続けられる住まい」を作るには、素材が大事であることを再認識しました。
            2018.04.15 Sunday

            住まいの真ん中にキッチンを!

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              キッチンカウンター01
              吹抜を内包する家
              キッチンカウンター02
              格子の家

              住宅の真ん中にキッチンを!
              住まいの中でキッチンに立つ時間は実に長い。
              料理は作る過程が大切であり、どうせならば楽しくつくる環境が欲しい。
              壁に向かって料理するのは、なんだか孤独でつまらない。
              だから、私たちの設計する住宅のキッチンは、
              ほとんどが住まいの中心に向いている。

              英国の社会学者ジューン・フリーマンは、その著書
              『The Making of the Modern Kitchen』で、
              「キッチンという場所は、料理するという”機能性”と
              家庭生活の中心という”象徴性”の二つの側面を持つ」という。

              言い換えれば、キッチン空間に求められているのは、
              短時間に素早く調理ができるすぐれた機能性と、
              料理だけで無く食卓を囲むという家族団らんのシンボルの役割である。

              人の気持は空間で変わる。
              楽しいキッチンだと、行動もポジティブに明るく変化する。
              住宅の真ん中にキッチンを置いて、家族のコミュニケーションを
              育む場をつくりたい。

              住宅の真ん中にキッチンを置くということは、案外、
              人生の真ん中に家族の団らんを据えることなのかもしれない。
              2018.04.11 Wednesday

              「吹抜を内包する家」オープンハウスのお知らせ

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                吹抜工事中 模型写真

                JUGEMテーマ:住宅


                私達が設計監理を行った「吹抜を内包する家」が竣工しました。

                お施主様のご厚意により、下記日程でオープンハウスを行います。

                ご興味のある方は、下記メールにご連絡ください。ご案内をお送りいたします。
                E-mail: studio@yanagisawa-archi.com

                日  時: 2018年4月14日(土)12:00〜17:00
                場  所: 東京都中野区某所
                構造・規模: 木造3階建て
                敷地面積:  60.04屐18.2坪) 
                建築面積:  35.78屐10.8坪)
                延べ面積:  87.46屐26.5坪、駐車場含まず)

                コンセプト
                都心の限られた敷地の中で、縦方向へののびやかさを感じさせる大きな吹抜を内包させました。
                吹抜内に配置した階段を介して、空間が縦方向と横方向にゆるやかにつながります。
                大きな4連引戸を開閉させることで部屋の大きさが変化し、生活の場面に合わせてフレキシブルな使い方ができます。
                2018.01.07 Sunday

                狭小住宅の屋根の形

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                  構造模型
                  一体、屋根の形はどのようにして決まるのでしょうか?
                  広い敷地の場合は別として、都心の狭小住宅の場合は、
                  概して、高度斜線制限や道路斜線などの法的規制によって決まります。
                  スパッと斜めに切りとられたような建物を見たことがあるでしょう。

                  次に、雨や雪をどのように修理するのかというのが形状に表れます。
                  雨水や雪処理は、建物寿命やメンテナンスにも大きく関係してくるので、
                  できるだけシンプルな形状とし、雨漏りのしないような傾斜を確保します。

                  さらに、屋根形状はデザインの見せ所なので、
                  この住宅は設備と内部の機能性を前面的に出す方法を取りました。
                  上の写真は、3階部分を屋根の一部として見せた住宅の構造模型です。
                  屋根の棟部分(一番高いところ)に棟換気システムを設置し、
                  かつ3階は高い天井を確保するという命題のもと辿り着いた形状でした。

                  しかし、構造設計者と意見交換した結果、構造の合理性に欠けるということで、
                  再度、練り直すことになりました。
                  構造の合理性が欠けると、建物の安全性も弱くなり、また建設コストもかさむので、
                  屋根の形にとって構造の合理性は大事な要因です。

                  丸屋根
                  上の写真は別の住宅ですが、これは雨を一方向に流すという機能性と
                  北側斜線制限を同時に解決する目的で採用した丸屋根です。
                  緩やかに婉曲した集成材が、建物の内部にも外部にも表れていて、
                  面白い住宅となりました。
                  構造の合理性と形が一致した結果といえましょう。

                  2017.07.23 Sunday

                  おうちでボルダリング!

                  0
                    ボルダ2
                    最近、新築住宅でボルダリングを設置したがる人が増えています。

                    当事務所でも、6年ほど前に外国人の建て主さんがボルダリングが趣味だったので、
                    壁に構造用合板を張って、ボルダーに対して耐荷重100kgの壁面を用意したことがありました。
                    当時はまだ、ボルダリングがまだ波及していなかったため、いろいろと
                    試行錯誤した経験があります。しかし近年は、お金をかけずに体ひとつでできる
                    健康的なスポーツとして、注目を集めています。

                    新しく設計相談を受けたご主人も、吹き抜けの壁を利用した壁面で
                    ボルダリングをしたいと希望してきたので、これから対応しようと考えています。
                    2017.06.28 Wednesday

                    模型の効用

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                      模型

                      建て主さんの小さなお子さんが、模型を指さしながら
                      「ここはボクの部屋?」
                      目をキラキラと輝かせていました。
                      設計打合せ風景の一コマです。

                      まず、基本設計では100分の1の手のひらサイズの模型を作ります。
                      これで外観や全体構成をイメージします。
                      さらに設計が進むと、50分の1サイズで、内部を作り込んだ模型も作ります。
                      これで、室内のイメージを建て主さんと共有します。

                      模型を見ると、空間の理解がしやすく、暮らしのイメージが広がります。
                      小さなお子さんでも、ここがこうなっているのかと、パッと把握してくれます。

                      立体の造形は、CG全盛の時代にあっても、
                      図面やパースとは違う訴求力を持っていると感じます。
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