2017.10.25 Wednesday

鶴岡まちづくりデザインWEEK

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    鶴岡フェスタ
    山形県鶴岡市で、ひとつの空きビルがまちづくりセンター等として
    再生されます。
    久しく空きビルだった建物が、カフェやシェアオフィス、
    こども図書館、高校生らの自習スペースとしてよみがえります。
    鶴岡市がハードを整備して、地域の有志が起業した会社が運営を担います。
    近年、全国にこうした既存建物を活用した事例が増えつつありますが、
    鶴岡の試みもうまく行ってほしいと期待しています。

    開設を記念して、地域では商店街組合を中心として、
    まちづくりフェスタ「鶴岡まちづくりデザインWEEK2017」も開催されます。
    私も、早稲田大学都市地域研究所の招聘研究員として、
    その企画、会場構成等に参加。
    このフェスタの特徴は、商店街通りの裏庭に注目して、
    空き地や駐車場の有効利用や、普段交流の少ない地域住民どうしの
    コミュニケーションを図り、防災意識を高めようとする点です。
    地域の消防署も協力し、親子の防災イベントも実施されます。
    目玉は、つるおか自慢の「鍋対決」。
    美味しい料理が集結し、人出も期待できそうです。

    会場演出にチョークアートも行います。
    どんな会場になるか、次回、報告します!
    2017.10.09 Monday

    『ニッポン景観論』アレックス・カー著を読んで

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      アレックスカー

      醜悪な日本の景観に対して、写真で事例を挙げながら、
      一刀両断してしまう本書は、読後、爽快さを感じた。
      全国の駅前ホテルから撮影した風景は、どこも特色がなく、
      ほとんど区別がつかなかないことに、改めて衝撃を感じた。

      京都の名所旧跡の路上にも、クモの巣のような電線と
      電柱が張り巡らされ、伝統的な景観が様々な形で壊されていく
      様子を、国際的な目線で指摘する。

      外国人の視点だからといって片づけるのではなく、
      ゾーニングなどの都市計画体系、景観配慮の欠如、
      町へのプライドの低さ、無秩序な開発、奇抜な箱物デザイン、
      硬直した建築規制といった課題を、今一度、
      反省すべき時が来ていると感じた。
      2017.09.15 Friday

      イタリア調査団その3 パドヴァ

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        Padova01
        イタリア北部のベネト州に位置するパドヴァ。
        ヨーロッパ最古の大学であるパドヴァ大学があり、
        今回はその先生の話を聞きに訪れた。
        ガリレオ・ガリレイ、ダンテなど、歴史上の有名な人々が教授を
        務めていた場を訪れ、その歴史的なまちの重厚さに圧倒される。

        sarone
        長方形の重厚感あるラジオーネ館。
        13世紀初めの頃に裁判所として建てられた。
        奥行き81叩幅27辰梁膵間は、建設当時で世界一の大きさだった。
        造船技術の転用といわれる屋根構造は、すばらしい技術だ。

        salone_out
        夕日に映えるラジオーネ館。
        パドヴァのまちは、この館を中心に市街地が形成される。
        明るい時間帯は、市場で賑わい、夕方以降はレストランやバーなどで賑わう。
        恐らく、何百年間も同じような光景が続いているのだろう。
        2017.09.01 Friday

        イタリア調査団その2 ボローニャ 

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          ポルティコ
          回廊が続く町と知られるイタリア北部のボローニャ。
          バカンスシーズンで大勢の観光客や住民で、街は活気に満ちていました。 図書館内部
          ぜひ、調査団の先生方に見せておきたかったのが、このSalaBorsa公共図書館。
          かつてボローニャ貯金局、株式市場として機能していた建物は、現在は転用されて
          公共図書館やカフェ、まちづくりセンター、ギャラリー、大学施設などが入っています。
          利用風景
          古い屋上を取っ払って、設備スペースを設け、太陽光を存分に取り込んだ設計には、
          歴史的建造物を保存再生して長く使い続けるための知恵が盛り込まれていました。
          大勢の利用客の様子から、この建物がいかに愛されて使われているかわかります。
          こんな図書館、日本にも欲しいと思いました。
          2017.08.23 Wednesday

          イタリア調査団 その1

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            イタリア
            歴史的建造物や文化財の、震災後の復旧や改修状況を調査するために、
            調査団の一員としてイタリアを訪れました。

            最初に訪れたのは、アブルッツォ州のラクイラ。
            2009年4月にラクイラ大地震が起きたイタリア中部の山岳都市です。
            それまでのイタリア地震といえば、人口の少ない地域に起きていたのに対して、
            初めて都市を襲った大地震だったために、建物や人的被害が多く出ました。

            訪れたのは、イタリア文化庁の出先機関である文化財保護監督局のラクイラ支局。
            調査団のメンバーは、後藤先生(工学院大学)、大橋先生(家政学院大学)、
            永井先生(山形大学)および文化庁から出向でローマに来ている西川氏。
            建築史および保存修復にかかわる専門家メンバーです。

            被災後の建物を丁寧に修復しつつ、ラクイラにまた市民と活気を呼び戻そうと、
            努力していました。
            単なる復旧だけではなく、新しいインフラの建設や地震対策などを行い、
            先進的な技術で、文化的な景観を残そうとしている姿勢が勉強になりました。

            写真は、訪問した様子が地域のニュースに取り上げられた様子です。
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