やなぎさわ建築設計室の日誌
建築・まち・旅・日々の生活
2012.01.05 Thursday
新年のご挨拶

一陽来復
今年は皆様にとって幸多き年になりますようお祈り申し上げます。
一陽来復とは、穴八幡神社のお守りの言葉で有名ですが、悪いことが続いた後で良いことが起こるという意味だそうです。
昨年は、東日本大震災が起こったり景気低迷で建設業界も大変でしたが、良いと思う建築を作り続けていきたいと思います。
仕事では、マンションのリノベーションや、住宅のコンバージョン等が徐々に増えてきました。
また、新築の住宅設計では耐震性等級3を目指した耐震住宅や、すべて自然素材でできた内装の住宅など環境配慮にも目を向けています。
ボランティア活動では、昨年は震災復興計画について『季刊まちづくり』に投稿するなど執筆活動も行っています。
今年もまた、いろいろと社会的に貢献できる建築設計や執筆活動など行っていく所存です。
よろしくお願いいたします。
柳沢伸也
2011.11.10 Thursday
むく材の4面背割り

背割りと言えば、通常は、柱のひび割れを防ぐために裏側に1本深い溝を付けることを指しますが、この製材所では一風変わった4面背割りの無垢材を見せてくれました。
実験の結果、4面背割りの方が耐荷重に強く、狂いも少ないのだそうです。
実際、4面背割りは溝の深さが浅く、溝幅も小さくて目立たない様子でした。
でも、柱の中央に溝があると、2本の細い材木を貼り合わせたように錯覚します(笑)
昔はできるだけ柱を太く見せるために、見える部分には溝を付けなかったのかもしれません。
逆に最近は、木造に限らず何でも、見つけを小さく見せるためにわざと溝を付けたりデザインします。
美的感覚の変遷によって、認められるようになった背割り方法なのかもしれません。



